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社会貢献活動

台風15号被害への対応

 9月5日、台風15号の影響により管内で竜巻が発生しました。気象庁の発表によると、風速は約75m/sと推定され、国内最大級の規模でした。この竜巻により、JAハイナンには住宅や車両、農作物・農業用施設の被害報告が多く寄せられました。

 JAハイナンの施設や公用車、役職員の自宅や自家用車にも被害が及びました。一部店舗では、安全確保と復旧作業のため、営業を見合わせるなどの対応を行いました。

 発災直後、本店に災害対策本部を設置し、管内の被害の把握に努めました。

 LAやスマイルサポーターは建物更生共済加入者宅を訪問し、屋根が飛ばされたり、窓ガラスが割れたりするなどの被害状況を確認しました。共済連にも協力を要請し、早急な共済金の支払いを目指しています。

 営農担当職員は圃場を巡回し、ビニールハウスや農作業場の倒壊、茶畑や水田への飛来物などの被害状況を確認しました。営農再開に向けて、8日からは役職員が片付けなどの支援を開始。17日からは中央会・各連合会にも支援を要請し、秋冬番茶や稲刈りの本格化を前に、瓦や木片、ガラスなどの飛来物の除去作業を進めました。

 また、災害時の食糧支援の拠点となった榛原支店では、職員が茶ぐりんボトル缶を提供。19日には女性部がカレーを提供し、被災された地域住民や災害ボランティアを支援しました。

 八木達良組合長と立石善也常務は10日、杉本基久雄牧之原市長、井林辰憲衆議院議員らとともに小泉進次郎農林水産大臣を訪問。営農再開などへ向けて、激甚災害指定や災害廃棄物の処理について支援を要請しました。

 今回の被害を受け、群馬県のJAたのふじ、長野県のJAながの、JA信州うえだ、茨城県のJA新ひたち野、JA静岡経済連等から支援をいただきました。

 八木達良組合長は「各方面からの支援に感謝します。組合員、地域住民に寄り添い、JA一丸となって復旧に全力を挙げます」と話しました。

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