■生育状況・病害虫発生状況
気温低下によるビニール被覆作業を行っている為数量は一時期より落ち着いています。
玉流れは2L中心のLよりと大玉傾向です。過重玉や形状の乱れなど丸品の発生が多いため秀品率が低い状況です。選果選別には細心の注意を払ってください。
現在発生している病害虫はありませんが、灰カビ病、菌核病、べと病の予防に努めて下さい。
■管理・病害虫防除
○ビニール被覆
最低気温5℃を下回る日が続いていますので被覆作業
を進めてください。
ビニール被覆後、日中気温が上がる場合は換気を行なって下さい。
〇定植時の防除
・すそ枯病、菌核病
パレード20フロアブル 100倍(0.5L/トレイ)
・ネキリムシ
フォース粒剤 9kg/10a(定植時1回)
・ヨトウムシ
プレバソンフロアブル 100倍(0.5L/トレイ)
ジュリボフロアブル 200倍(0.5L/トレイ)
○定植後の防除
・すそ枯病
予防 ダコニール1000 1,000倍(14日-3回)
治療 バリダシン液剤5 800倍( 7日-3回)
・斑点細菌病
予防 キノンドーフロアブル 800倍(21日-5回)
シトラーノフロアブル 1,000倍(21日-3回)
治療 カセット水和剤 1,000倍( 7日-2回)
・べと病
予防・治療
レーバスフロアブル 2,000倍( 7日-3回)
フォリオゴールド 800倍(14日-3回)
ゾーベックエンカンティア 4,000倍( 7日-2回)
・灰カビ病、菌核病
予防
スミレックス水和剤 1,000倍(7日-5回)
予防・治療
メジャーフロアブル 2,000倍(3日-3回)
シグナムWDG 1,500倍(7日-2回)
・ヨトウムシ
アファーム乳剤 2,000倍(3日-3回)
プレオフロアブル 1,000倍(7日-2回)
※定植時に灌注処理した剤(ジアミド系)以外の系統
の殺虫剤を選択して下さい。