■生育状況・病害虫発生状況
出荷が始まりました。
玉流れはL中心です。
定植作業は終盤を迎えており、進捗率は90%程です。
現在発生している病害虫はありませんが、灰カビ病、菌核病、べと病の予防に努めて下さい。
■管理・病害虫防除
○ビニール被覆
早朝の最低気温5℃を目安に被覆を開始して下さい。
数週間前までは平年に比べ気温が低く推移していましたが、ここ数日は気温が高く被覆のタイミングが難しい状況です。
急な気温低下にも対応できるように早めに準備を進めて下さい。
ビニール被覆後、日中気温が上がる場合は換気を行なって下さい。
〇定植時の防除
・すそ枯病、菌核病
パレード20フロアブル 100倍(0.5L/トレイ)
・ネキリムシ
フォース粒剤 9kg/10a(定植時1回)
・ヨトウムシ
プレバソンフロアブル 100倍(0.5L/トレイ)
ジュリボフロアブル 200倍(0.5L/トレイ)
○定植後の防除
・すそ枯れ病
予防 ダコニール1000 1,000倍(21日-2回)
治療 バリダシン液剤5 800倍( 7日-3回)
・斑点細菌病
予防 キノンドーフロアブル 800倍(30日-5回)
治療 カセット水和剤 1,000倍(21日-2回)
・べと病
予防・治療
レーバスフロアブル 2,000倍( 7日-3回)
フォリオゴールド 800倍(21日-2回)
ゾーベックエンカンティア 4,000倍(7日-4回)
・灰カビ病、菌核病
予防・治療
メジャーフロアブル 2,000倍(3日-3回)
シグナムWDG 1,500倍(14日-2回)
・ヨトウムシ
アファーム乳剤 2,000倍(3日-3回)
プレオフロアブル 1,000倍(7日-2回)
※定植時に灌注処理した剤(ジアミド系)以外の系統の殺虫剤を選択して下さい。