■生育状況・病害虫発生状況
概ね主な圃場では下記記載の品種等について播種が済んでいます。
○播種品種・播種日について
「ハイナン3号」 …10月11日~17日播き
※収穫、2月下旬~3月下旬
「冬みねセブン」 …10月11日~15日播き
※収穫、2月上旬~3月中旬
「はるしん大根」…10月11日~17日播き
※収穫、2月中旬~3月下旬
極端な早播きや遅播きは短根・長根となりやすいので播種の適期には注意して下さい。
潅水については、播種してから発芽までは土壌が乾燥しない様に気を付けて行って下さい。
今年は天候が良く生育良好ですが、アブラムシや特にヨトウムシの発生が多く見受けられる圃場もあります。
気温が下がり害虫の発生は徐々に減ってくるかとは思いますが、常に注意を払って早めの防除をお願いします。
※雨が少なく乾燥条件になるとアブラムシの発生が増えますので注意して下さい。
■管理・病害虫防除
【播種前】
○センチュウ類(粒剤処理)
・ネマトリンエース粒剤 15~20kg/10a
・ネマキック粒剤 10~15kg/10a
・ラグビーMC粒剤 10~30kg/10a
○亀裂褐色症
・リゾレックス粉剤 20~40k/10a
・フロンサイド粉剤 30~40k/10a
○白さび病
・ユニフォーム粒剤 6~9kg/10a
※上記の薬剤の使用は、播種前1回-全面土壌混和
○アブラムシ
・スタークル粒剤 6k/10a 播種時または生育期1回
○タネバエ、キスジノミハムシ
・ダイアジノン粒剤 4~6k/10a作条混和
21日前-播種時と生育期1回ずつ
・フォース粒剤 6~9k/10a 播種時1回 混和
6k/10a 生育期1回 ずつ
【本葉2~3枚時】
○ワッカ症
・ランマンフロアブル 2,000倍 3日-3回
・ダコニール1000 1,000倍 45日-3回
※「抜き菜」については日数注意!
○シンクイムシ、コナガ、ヨトウムシ、アオムシ
・ディアナSC 2,500~5,000倍 前日-2回
【本葉5~6枚時】
○ワッカ症
・ランマンフロアブル 2,000倍 3日-3回
・ダコニール1000 1,000倍 45日-3回
※「抜き菜」については日数注意!
○黒斑細菌・軟腐病
・カセット水和剤 1,000倍 14日-3回
○シンクイムシ、コナガ、ヨトウムシ、アオムシ
・ディアナSC 2,500~5,000倍 前日-2回
・ハチハチ乳剤 2,000倍 30日-1回
・モスピラン顆水 2,000倍 14日-1回
・パダンSG水溶剤 1,500倍 7日-3回
○アブラムシ
・ダントツ水溶剤 2,000~4,000倍 7日-2回
・スタークル顆水 2,000~3,000倍 7日-2回
・アディオン乳剤 2,000~3,000倍 30日-4回