■生育状況・病害虫発生状況
定植作業が順調に進んでいます。進捗率は40%程です。
現在発生している病害虫はありませんが、斑点細菌病、ヨトウムシに注意し防除を行って下さい。
■管理・病害虫防除
〇育苗中の防除
・すそ枯れ病
予防 ダコニール1000 1,000倍(21日-2回)
治療 バリダシン液剤5 800倍( 7日-3回)
※ダコニール1000はべと病の登録もあります
※すそ枯れ病、べと病共に苗で感染し定植後の本圃で発病する可能性があるので、予防の防除を行いましょう。
※定植時に灌注するパレード20フロアブル(100倍)
は育苗期後半から使用できます。
・ヨトウムシ
アファーム乳剤 2,000倍(3日-3回)
プレオフロアブル 1,000倍(7日-2回)
※定植時に灌注するジュリボフロアブル(200倍)、プレバソンフロアブル(100倍)は育苗期後半から使用できます。
育苗中の防除として定植1週間前に処理しておくことも可能です。
〇定植時の防除
・すそ枯病、菌核病
パレード20フロアブル 100倍(0.5L/トレイ)
・ネキリムシ
フォース粒剤 9kg/10a(定植時1回)
・ヨトウムシ
プレバソンフロアブル 100倍(0.5L/トレイ)
ジュリボフロアブル 200倍(0.5L/トレイ)
○定植後の防除
・すそ枯れ病
予防 ダコニール1000 1,000倍(21日-2回)
治療 バリダシン液剤5 800倍( 7日-3回)
・斑点細菌病
予防 キノンドーフロアブル 800倍(30日-5回)
治療 カセット水和剤 1,000倍(21日-2回)
・べと病
予防・治療
レーバスフロアブル 2,000倍( 7日-3回)
フォリオゴールド 800倍(21日-2回)
ゾーベックエンカンティア 4,000倍(7日-4回)
・灰カビ病、菌核病
予防・治療
メジャーフロアブル 2,000倍(3日-3回)
シグナムWDG 1,500倍(14日-2回)
・ヨトウムシ
アファーム乳剤 2,000倍(3日-3回)
プレオフロアブル 1,000倍(7日-2回)
※定植時に灌注処理した剤(ジアミド系)以外の系統の殺虫剤を選択して下さい。