■生育状況・病害虫発生状況
定植作業が順調に進んでいます。
台風14号による被害は特にありませんでしたが、雨風で葉が傷んでいる可能性がありますので殺菌剤の散布を行って下さい。
■管理・病害虫防除
〇育苗中の防除
・すそ枯れ病
予防 ダコニール1000 1,000倍(21日-2回)
治療 バリダシン液剤5 800倍( 7日-3回)
※ダコニール1000はべと病の登録もあります
※すそ枯れ病、べと病共に苗で感染し定植後の本圃で発病する可能性があるので、予防の防除を行いましょう。
※定植時に灌注するパレード20フロアブル(100倍)は育苗期後半から使用できます。
・ヨトウムシ
アファーム乳剤 2,000倍(3日-3回)
プレオフロアブル 1,000倍(7日-2回)
※定植時に灌注するジュリボフロアブル(200倍)、プレバソンフロアブル(100倍)は育苗期後半から使用できます。
育苗中の防除として定植1週間前に処理しておくことも可能です。
〇定植時の防除
・すそ枯病、菌核病
パレード20フロアブル100倍(0.5L/トレイ)
・ネキリムシ
フォース粒剤 9kg/10a(定植時1回)
・ヨトウムシ
プレバソンフロアブル 100倍(0.5L/トレイ)
ジュリボフロアブル 200倍(0.5L/トレイ)
○定植後の防除
・すそ枯れ病
予防 ダコニール1000 1,000倍(21日-2回)
治療 バリダシン液剤5 800倍( 7日-3回)
・斑点細菌病
予防 キノンドーフロアブル 800倍(30日-5回)
治療 カセット水和剤 1,000倍(21日-2回)
※台風通過後すぐに散布できる場合はキノンドーフロアブル、通過後2~3日に散布する場合はカセット水和剤を散布して下さい。
・ヨトウムシ
アファーム乳剤 2,000倍(3日-3回)
プレオフロアブル 1,000倍(7日-2回)
※定植時に灌注処理した剤(ジアミド系)以外の系統の殺虫剤を選択して下さい。