■生育状況・病害虫発生状況
早期栽培は出穂期~穂揃い期を迎えています。
普通期栽培は中干しの時期に入っていますが、長雨の影響で十分に干せれていません。
■管理・病害虫防除
【早期栽培】
中干し終了後、入水してからは間断かん水を行って下さい。
○防除
出穂後の防除(穂揃期)
・いもち病 ブラシンフロアブル1,000倍(7日-2回)
・カメムシ スタークル液剤10 1,000倍(7日-3回)
※穂揃期の防除後もカメムシが多い場合は、ダントツ水溶剤4,000倍(7日-3回)を散布して下さい。
【普通期栽培】
中干しまでは通常の水管理を行って下さい。
中干しは田植後30~40日経過し、分けつが20本程度確保できたら開始して下さい。
田面に小さなヒビが入り、歩いてみて軽く足跡がつく程度に干しましょう。
○目安
・キヌヒカリ⇒田植後35日 10日間
・ひとめぼれ⇒田植後30日 20日間
・コシヒカリ⇒田植後30日 20日間
○中干し時の除草剤
・クリンチャーバスME液剤
薬剤1,000㎖に水100ℓ/10a
(収穫50日前まで ヒエ5葉期まで 落水時)
もしくは
・ワイドパワー粒剤 3kg/10a
(収穫60日前まで ヒエ5葉期まで 落水時)
○穂肥
あきたこまち、ひとめぼれ、コシヒカリ
マップ456 15kg/10a
キヌヒカリ
マップ456 30kg/10a
穂肥の施肥時期は出穂期の18日前が適期になります。
○防除
出穂前の防除
3種混合
・いもち病
ダブルカットフロアブル 1,000倍(穂揃まで-2回)
・紋枯病
モンカットフロアブル 1,000倍(14日-3回)
・コブノメイガ
ロムダンゾル 1,000倍(21日-2回)
出穂後の防除(穂揃期)
・いもち病 ブラシンフロアブル1,000倍(7日-2回)
・カメムシ スタークル液剤10 1,000倍(7日-3回)
※穂揃期の防除後もカメムシが多い場合はダントツ水溶剤4,000倍(7日-3回)を散布して下さい。