■生育状況・病害虫発生状況
普通期栽培は育苗~田植え期になります。
田植え当日の苗箱処理剤、田植え後の除草剤散布を必ず行って下さい。
ジャンボタニシの被害が多発する田んぼでは防除を行なって下さい。
■管理・病害虫防除
【普通期栽培】
○塩水選
水10ℓに対して食塩1.55kg又は硫安2.00kg
○種子消毒
ばか苗病、もみ枯れ細菌病
・テクリードCフロアブル 200倍 24時間浸漬
イネシンガレセンチュウ
・スミチオン乳剤50 1,000倍 24時間浸漬
※種もみ10kgに対して約20ℓの消毒液を用意する。
○育苗中の防除
・ダコニール1000 500倍 0.5ℓ/箱 灌注処理
・タチガレエースM液剤 500倍 0.5ℓ/箱 灌注処理
○施肥
(キヌヒカリ・なつしずか・きぬむすめ)
標 準 土改材 とれ太郎 60㎏/10a
元 肥 マップ202 30㎏/10a
裏作有 土改材 けい酸加里 40㎏/10a
元 肥 マップ202 25㎏/10a
(コシヒカリ・ひとめぼれ・あきたこまち)
標 準 土改材 オイスターミネラル 80㎏/10a
元 肥 マップ202 20㎏/10a
裏作有 土改材 けい酸加里 40㎏/10a
※裏作跡地は基本的に元肥を施用しない。
○施肥(元肥一発)
標 準 土改材 とれ太郎 60㎏/10a
元 肥 エコゴールド 50㎏/10a
裏作有 土改材 けい酸加里 40㎏/10a
元 肥 エコゴールド 30㎏/10a
※倒伏しやすい品種への元肥一発には注意して下さい。
○苗箱処理剤(田植え当日)
いもち病、イネミズゾウムシ、ニカメイチュウ
・ビルダープリンス粒剤 50g/箱
・ピカピカ粒剤 50g/箱
○田植え後除草剤
・パワーウルフ1キロ粒剤51 1kg/10a
(田植え直後~ノビエ2.5葉期)
・スパークスター粒剤 3kg/10a
(田植え後5日~ノビエ2.5葉期)
・サラブレットKAIフロアブル 500ml/10a
(田植え直後~ノビエ2.5葉期)
・カチボシLジャンボ 300g/10a
(田植え直後~ノビエ2.5葉期)
○ジャンボタニシ
・スクミノン 1~4kg/10a
(田植え直後~3日以内)2回まで
ジャンボタニシは田植えして間もない柔らかい葉を
好んで食べるため、被害が出る前に早めに散布して
下さい。