■生育状況・病害虫発生状況
アザミウマが非常に多く発生しているので定期的な防除をお願いします。
病害虫防除
○うどんこ病
・定期的に予防防除を行う。
○灰色かび病
・暖房機の使用により乾燥させる。
・ハウスの換気を十分に行う。
・発病果実や発病葉は見つけ次第除去する。
○ハダニ類
・葉裏にしっかりと薬剤がかかるように、丁寧に散布する。
・天敵を放飼する。
○アザミウマ
・定期的に予防防除を行なう。
この時期のアザミウマの防除は
(ディアナSCとスピノエースは同成分)
・ディアナSC 2,500~5,000 倍
前日-2回 ミツバチ3日 天敵影響あり
・スピノエース顆粒水和剤 5,000 倍
前日-2回 ミツバチ3日 天敵影響あり
・グレーシア乳剤 2,000 倍
前日―2 回 ミツバチ翌日 天敵影響強
・アーデント水和剤 1,000 倍
前日―4回 ミツバチ 3 日 天敵影響強
■管理・病害虫防除
・温度管理
ハウスは保温開始を始め、午前 26℃で光合成促進、午後24℃で転流促進を図る温度管理をおこなって下さい。
・潅水
月が替わる度に少量多頻度かん水を心掛けて給水量(給液量)を増やして下さい。
現在の灌水量は、土耕栽培の場合はpF メーターで 1.7~1.8t 程度高設栽培の場合は株当たり 300cc 程度で管理して下さい。
なお、高設栽培の場合は給液毎30%程度の排液が出るように給液量を調整して下さい。
特に 13~14 時頃と朝一番の排液量が足りなくなる場合がありますので注意して下さい。
・伸長抑制
伸長抑制剤を使用して下さい。
薬 剤 名:ビビフルフロアブル
使用目的:生育後期の伸長抑制希釈倍数:400~600 倍
使用液量:10~25ml/株
使用時期:葉柄徒長期(但し収穫前日まで) 使用回数:3 回以内
使用方法:茎葉散布
総使用回数:4 回以内(本圃定植後は 3 回以内、苗 1 回)