■生育状況・病害虫発生状況
下記の病害虫が発生している圃場がありますので確認をし、発生が見られるようでしたら早期の防除をおこなって下さい。
発生が見られない圃場も薬剤の系統を変えながら予防的に防除をおこなって下さい。
・アザミウマ
・アブラムシ
・ハダニ
・ウドンコ病
・炭疽病
農薬の使用回数はランナーを切り離した時点でリセットされますが、今後は収穫終了までカウントになりますので注意して下さい。
■管理・病害虫防除
○育苗圃の管理
炭疽病対策は施設内の環境を整えることが最重要です。
いくら薬剤を散布して防除をおこなっていても、温度・湿度が高く風通しが悪い圃場では炭祖疽病の発生の可能性が高くなります。
発生しない環境を整えることを優先して管理をおこなって下さい。
・潅水
潅水は朝に十分におこなって下さい。
足りない場合は夕方には土の表面が乾く程度に日中に潅水及び葉水をおこなって下さい。
・施肥
この時期になると置き肥を置くと長く効きすぎて花芽分化が遅れる可能性が高くなるので、液肥を潅注又は葉面散布して管理して下さい。
施肥の目安は、花芽分化時に硝酸イオン濃度が50~100ppm程度になるように試験紙等を用いて管理して下さい。
○本圃の準備
章姫・きらぴ香は9/15前までに、紅ほっぺは9/20前までには定植できるように圃場の準備をおこなって下さい。
コガネムシ対策として、ダイアジノンSLゾルは必ず使用して下さい。